野菜

母はいつも自分で作った野菜を自画自賛しながら食べていて、向かいの奥さんも美味しいって言ってたとか、ちょっとうっとしいくらい。「はいはい良かったねー」といつも流して聞いてるんだけど、ちょうど農家のひとから貰ったきゅうりと家で取れたきゅうりがあったのでみんなで食べ比べしてみた。
見た目はスーパーに並んでたら絶対農家の人が作った方を買います。母のは曲がってたり太さが均等じゃないので。色も薄かったり。味噌を付けて農家のきゅうりを食べる。まあ普通のきゅりだねー。次に母のきゅうりを食べる。みずみずしくて、歯ごたえもパリッとしていて良いし甘みがある。全然違った。農家のはボリボリしていて硬い、パリパリしないし何となく苦味があるかも。
きゅうりがこんなに味が違うとは思わなかった。農家のきゅうりも少しまがってたりして出荷できないだけのきゅうりなので悪い物じゃない。
農家は接ぎ木栽培で、根の辺りは違う植物に変えられてるそうで。(何の植物だったかは忘れた)丈夫なものに変えると早くから遅くまで収穫が出来るそうです、でも、すごい味が落ちてる。ものすごく味が違いますよー。
何もしないで美味しい野菜が食べられてるんだなーと少し母に感謝ですね。